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【アイデア】色のイメージから考える病院・クリニックの内装デザイン

病院やクリニックの内装デザインを考えるときに、意外と迷うのが内装の色です。

色によって患者さんに与える印象が大きく異なるため、よく考える必要があります。

内装の設計やインテリアが良くても、色味がちぐはぐだと台無しになってしまう可能性もあるでしょう。

そこで今回は、色の与えるイメージから内装デザインを考えるためのアイデアをご紹介します。

色のイメージで内装デザインを考えるアイデア一例

内装デザインを考えるときは、色のイメージからアイデアを考えるのもおすすめ

病院やクリニックで実際によく使われている色は、以下の6色です。

  • ホワイト
  • グレー
  • ピンク
  • グリーン
  • イエロー
  • アイボリー

それぞれの色が与えるイメージや、おすすめのシーンを詳しく見ていきましょう。

ホワイト

ホワイトは清潔感のある印象を与えるため、病院の内装でよく使用されることの多い色です。

どの診療科目においても馴染みやすい色といえるのではないでしょうか。

病院の内装デザインにおいて特に重要なポイントである「清潔感」と「信頼感」を表現できるでしょう。

しかし、内装をホワイトのみで統一にしてしまうとかえって緊張感を与えてしまい、患者さんが落ち着かないこともあります。

差し色として他の色を取り入れつつ、うまく内装に生かしてくださいね。

グレー

グレーを内装に取り入れることで、柔らかい印象になるでしょう。

こちらもホワイトと同じく、どの診療科目の病院やクリニックでも使いやすい色です。

また、さまざまな色と合わせやすいという特徴もあります

壁紙や床をグレーにする場合、アクセントとして明るい色のソファを設置するのもおすすめです。

ピンク

ピンクは、病院やクリニックの内装を優しい印象にしたい時にはぴったりの色といえるでしょう。

よく婦人科などで使われることが多い印象ですね。

ピンクは暖色系と呼ばれる色に分類され、見た人が明るい気分になったり、暖かい印象を持つ色だといわれています。

患者さんに安心して来院してほしい場合や、女性向けの美容クリニックなどを開業する際に、取り入れてみてはいかがでしょうか。

グリーン

グリーンは、爽やかでリラックスできる印象を与える色だといわれています。

無機質になりがちな病院やクリニックの内装にグリーンを用いることで、他の病院やクリニックとの差別化も図れるでしょう。

森や山などを連想させるナチュラルな色なので、ブラウンのインテリアなどと合わせるとさらに落ち着いた空間になりそうです

うまく活用すれば、患者さんの不安やストレスを和らげる効果が期待できますよ。

イエロー

イエローは活発で明るく、楽しいイメージを与えます。

そのため、病院っぽくない印象を与えたい時…例えば、小児科や小児歯科などの内装で使用するのがおすすめです。

病院やクリニックが苦手な子どもも多いため、小児科や小児歯科などの場合、いかに子どもが抵抗感なく利用できるかを考える必要があります。

内装の色を明るくして、病院であることを忘れてしまうようなデザインを考えてみてくださいね。

また、キッズスペースを充実させるなどの方法でも子どもの病院への抵抗を減らせるでしょう。

アイボリー

クリーム色よりも淡く、白よりも黄色みがかっているのがアイボリーの特徴で、白よりも柔らかい印象を与える色です。

さまざまなテイストの内装デザインに合わせやすいのがポイントです。

白のように清潔感のある内装にしたいけど、柔らかい印象も出したいという人におすすめの色といえるでしょう。

印象が大きく変わる!病院・クリニックの内装デザインは色も大切

今回は、色から考える内装デザインのアイデアをご紹介しました。

患者さんの中には病院やクリニックへ行くことに不安を抱いていたり、怖いと感じていたりする人もいます。

そんな時、暗くて不安感を煽るような内装デザインだったら、さらに気持ちが沈んでしまいそうですよね。

色の与えるイメージをうまく使って、あなたの病院やクリニックへ訪れた患者さんを安心させてみてはいかがでしょうか