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「安いから決めた」は失敗する!?病院・クリニックの内装デザイン見積り注意点

病院やクリニックの内装デザインを業者に依頼すると、見積書を出してもらえます。

しかし、安いからといってすぐに業者を決めてしまうのはNG

安さにはそれだけの理由があり、場合によってはトラブルに発展してしまうかもしれません。

今回は内装デザインの見積もりを取るにあたって、覚えておきたい注意点を解説します。

見積もりを取る前に!価格相場を知っておこう

内装デザインの見積もりを取るなら、価格相場についての知識も身につけておきましょう。

内装デザイン設計の費用は250万円〜500万円ほどが相場です。

しかし、診療科目によって価格が変動するため、多少多めに見積もっておくと良いでしょう。

ちなみに、内装工事の費用は30坪あたりおよそ1,000万円~1,500万円が相場

また、坪単価にすると大体20万円〜100万円が相場だといわれています。

内装デザインと内装工事は切っても切り離せないものなので、どちらの相場も覚えておくのがおすすめです。

病院・クリニックの内装デザインの見積もりで注意すべき点

業者から内装デザインの見積もりを出してもらうにあたって、注意すべき点があります。

「安さで決めても良いのでは?」という声もあるかと思いますが、安さだけで決めることでトラブルに発展してしまう可能性もあります。

これからご紹介するポイントも踏まえつつ、改めて見積もりについて考えてみてくださいね。

見積もり価格が高すぎる・低すぎないかチェック

見積もりを出してもらったときは、価格が安すぎたり高すぎたりしないか確認しましょう。

安すぎる場合は工事内容が減らされていたり、床のクロスなどのグレードを勝手に下げられていたりする可能性があります。

また、高すぎる場合も注意が必要です。

見積もりの価格が適正かどうか判断するためには、相見積もりがおすすめです。

相見積もりとは、複数の業者から見積もりを取って比較していくことを指します。

見積もりの適性価格を把握するためにも、いくつかの業者から見積もりを取ってみてくださいね。

どこまで請け負ってくれるか確認する

見積もりを取ってもらうのであれば、どこまでを請け負ってもらえるのかをあらかじめ確認しておきましょう。

内装業者には設計のみ行う業者と、設計から施工までを一貫して行う業者が存在します

設計のみ請け負ってくれる業者の場合、設計業者が施主に代わりになって、施工業者と話を進めてくれます。

デザインから施工まで請け負ってくれる業者の場合は、全ての工程をスムーズに進めやすいでしょう。

それぞれに利点があるため、あなたに合った業者を見つけてみてくださいね。

記載された工事内容をよく見る

もしもデザインから工事まで一貫して行ってくれる業者に頼む場合、見積書に記載された工事内容もよく確認しておくようにしましょう。

「仮設工事」や「建具工事」など、細かく工事内容を記載してある場合がほとんどですが、場合によっては大まかな内容しか記載していない場合もあります。

見積もり書をよく確認せず、分からないまま工事が進んでいくと、完成後に「イメージと違った」「頼んでいたはずの工事がされていない」などのトラブルに繋がりかねません

そうならないためにも、疑問に思った部分があれば、しっかり質問して解決してくださいね。

病院・クリニックの見積もりは価格以外もチェック!

今回は、病院やクリニックの見積もりを取るときに注意してほしい点を解説しました。

見積もりをよく確認することで、予期せぬトラブルをあらかじめ回避できる場合もあります。

後々トラブルに発展してしまわないように、分からない箇所があればすぐに相手に質問して、不明点はできるだけなくしておくようにしてください

病院やクリニックを開業するのであれば、自分が満足のいく内装デザインに仕上げたいですよね。

そのためにも、業者を決めるときには見積もりの安さだけで決めないように注意が必要です。